社会的養護施設第三者評価結果 検索

すみれ寮

【1】第三者評価機関名 (一社)静岡県社会福祉士会
【2】種別 児童養護施設 定員 20名
施設長氏名 乙部 邦子 所在地 静岡県
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【3】実施調査日 2014年06月02日~2014年12月19日
【4】総評 ・静岡県境に近い山間地域の中に小さく開た平地地域で、人口約300人・100世帯の住宅が並ぶ環境に立地しています。中古住宅を購入して、8人(本体施設であり、事情により現在は9人が)1カ所、6人の施設の2か所が一般住宅に交じって、それぞれ徒歩5分くらいの距離にあり、犬を飼い、近所の人や子どもも立ち寄り、地域に溶け込んだ施設です。
 ここでは当たり前の生活が穏やかに営まれ、小規模施設の良さが十分に生かされています。
・職員と子どもの会話も、帰宅時や朝の出がけにも一般家庭で毎日繰り返されているような会話があり、日常的なことだけでなく、習い事や、学習、塾通い等も、子どもたちの希望を検討して対応しており、年齢の低い子どたちには十分なスキンシップがあり、職員の年齢や能力に合わせ、目配り、気配りができた支援を実施しています。
・今までに、中途退学の生徒もなく、施設では子どもが出来るだけ自立しやすい条件を整えて施設から巣立っていけるように、大学への進学も視野に入れ、子どもと十分に話し合っています。
・職員の研修や、医療への定期受診・心理職との連携を図り、子どもの心理面を大切にしています。
・中長期的な計画策定への職員参加や、研修計画・標準的な実施方法についてのPDCA等は十分ではなく、生い立ちの整理では、ライフストーリーワークにまでは至っておらず、養育の継続性やアフターケア・地域支援等についても人材の不足がある等、これからの課題です。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 初回の受審で緊張しつつも、全職員で取り組んだ実感を感じています。
 大切にしている思いや、実践していることへの理解や共感を頂けたことは 自信と励みになりました。
 改善を求められた点については、課題と向き合い 時間を置かずに取り組みたいと思います。
 当事者の声に耳を傾け、子どもたちの最善の利益のため支援に取り組んでいきます。
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