【1】第三者評価機関名 | (株)中部評価センター |
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評価調査者研修修了番号 | SK18127 SK18133 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 内藤 好彦 | 所在地 | 静岡県 | |
URL | http://fuyoukai.org/facility/midorien.html | |||
開設年月日 | 1952年03月31日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 芙蓉会 | |
職員数 | 常勤職員 | 28名 | 非常勤職員 | 8名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 2名 | 保育士 | 21名 |
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看護師 | 5名 | 栄養士・調理員 | 5名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 6室 | (イ)設備等 | プレイルーム |
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(ウ) | 和室 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | ★理念 法人創立理念 「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」 みどり園養育理念 1. 赤ちゃんたちの権利を守ろう (権利擁護) 2. 良いことは何でもやってみよう (最善の利益の追求) 3. いっぱい愛し、伸び伸び育てよう ★基本方針 ・ いかなる時も子ども最優先の対応を心がける ・ 信頼関係を基に、愛される喜び、愛する喜びをスキンシップを通じて感性を刺激し、心豊かな 人間性を育む。 ・ 基本的生活習慣と自立の躾は、生活体験の中から生まれることを基本として養育する。 ・ 園外保育等を通じ、社会性が助長されるよう養育する。 ・ 個性豊かな人間形成を目指し、個々にあった指導養育を一貫して行う。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・ 措置変更の際、子どもたちの心・気持ちを繋ぐため、移行先である施設や里親との交流に特に時間をかけ、子どもたちの安全感・自己肯定感の育成に取り組んでいる。 ・ 地域への社会貢献事業として、高齢者の買い物送迎支援を月4回実施している。 ・ 今年度より、ホームカミングデイとして退所児童を園に招いての交流を実施。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2019年05月21日(契約日)~ 2020年02月10日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成28年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ◆秀逸な自己評価の取り組み 職員は、第三者評価項目に則した内容の自己評価を毎年実施し、自己評価委員会で結果を取りまとめて職員にフィードバックしている。自己評価を毎年実施することで、職員の養育・支援内容の振り返りに繋がり、自己反省することで養育・支援のステップアップが期待できる。職員に直結する養育・支援に関しては、自己評価を基に短期目標・中期目標・長期目標を区分した計画を作成し、実践に落とし込んでいる。 ◆地域の福祉ニーズに応えて 地域貢献としての「ショートステイ」、子育て支援事業として「赤ちゃん110番」を継続させている。さらに、地域ニーズに応えるための新規事業として「高齢者の買い物送迎支援」や「分園型小規模グループケアの建設」にも着手し、計画を進めている。ともすれば「閉鎖的」になりがちな社会的養護関係施設にあって、地域に向けて広く門戸を開いている。 ◆一時保護、緊急一時保護の受け入れ 社会的な現象ともなっている、係わる行政機関等の不手際によって「被虐待児の悲惨な事件」が繰り返し報道されている。そのような中で、児童相談所等の行政機関の要請に応え、一時保護や緊急一時保護を受け入れる体制を構築している。緊急性のある夜間の受け入れ等もあるが、その場合にも適切に受け入れることができるよう、対応する手順が確立している。 ◇改善が求められる点 ◆事業計画に数値目標の設定を 単年度の事業計画は、中・長期計画を踏まえて適切に策定されている。事業計画内の基本目標に記載があり、さらに実施目標として詳細に列記されている。計画の内容は、職員の獲得に向けた働きかけや養成教育の充実、さらには労働環境の整備まで現実的かつ実行可能な内容となっている。しかし、数値目標や具体的な成果を設定するまでに至っていない。期中での進捗の管理や、年度終了時に実施状況の評価を的確に行うためには、計画の段階で具体的な目標数値または成果を設定しておくことが望ましい。 ◆BCP(事業継続計画)の策定 「緊急時対応マニュアル」が整備されており、体制や役割は記載されているが、BCP(事業継続計画)が策定されていない。大規模災害の発生後に、地域の早期復興を可能にするのが、福祉関係施設(保育所、障害者施設、高齢者施設、社会的養護関係施設等)の早期事業再開である。その大きな使命に応えるためにも、BCP(事業継続計画)の早期の策定を期待したい。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | この度の評価を真摯に受け止め、今後の施設運営に役立てたいと思います。 |