【1】第三者評価機関名 | セリオコーポレーション(有) |
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評価調査者研修修了番号 | SK15100 S16038 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 20名 | |
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施設長氏名 | 杉村 伸一 | 所在地 | 静岡県 | |
URL | http://www.s-keimei.or.jp | |||
開設年月日 | 1970年07月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人静岡恵明学園 | |
職員数 | 常勤職員 | 27名 | 非常勤職員 | 3名 |
専門職員 | 看護師 | 3名 | 保育士 | 15名 |
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栄養士 | 2名 | 家庭支援専門相談員 | 1名 | |
個別対応職員 | 1名 | 嘱託医 | 2名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 4室 | (イ)設備等 | ・地域交流室・スプリンクラー・床暖房・冷暖房完備・警察への非常通報装置 |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 運営理念「子どもとともに」 「子どもを中心に考え・子どものすべてを受け止め、子どもにとって最善の利益を保証し、地域の子育て家庭を応援すること」が私達の使命です。児童の健全育成は社会の健全育成です。 基本方針 ・入園されたお子さんの安全と健康を最優先に考えます。 ・一人ひとりの子どもの世界を大切にした生活を積み重ねていきます。 ・子どものすべてを受け入れ、その子の発達を保証します。 ・児童相談所とともに保護者をサポートし、家庭の再統合を応援します。 ・「子どもが活き活き育つ明るい地域作り」を目指し、地域の子育て家庭を応援します。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・創設者の教えを忠実に守り、管理者は時代に合わせながらも恵明の良さを失わない経営の工夫を養育部門は子どもと一緒に生活して子どもの安心と安定を第1に考える養育育を行っている。 ・養育者は映像に頼ることなく絵本やおもちゃ・歌で子どもと関わり、常に誰かが子どものそばにいる生活をしている。 ・乳児院の建物内に保育園や子育て支援センターを併設していることから、支援センターに遊びに来た地域の子どもや保護者と乳児院の子どもが一緒に遊ぶ機会を設けている。乳児院の子どもの社会性を養うことや、退所時に併設の保育園への入園が可能で、保育園との連携を通して退所後の子どもや保護者を見守り継続的な支援を行う等、養育・支援が実施されている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年07月13日(契約日)~ 2017年01月06日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・創立65年の、長い歴史の中で「子どもとともに」を養育理念とし、子どもに寄り添った家庭的養育を継承し職員が子どもとともに同じものを食べ、子どもとともにお風呂に入り、笑い、遊び、生活することで、子どもの心と体の安定と発達を育んでいる。 ・乳児院の持つ子育てのノウハウを伝え、地域の子育て家庭を応援していくことを目的とし、全国に先駆けて20年前に地域交流室を併設した「赤ちゃんセンター」が開設され、地域の子育て支援の拠点園として地域の方々が常に訪れるような取り組みが積極的に行われている。 ◇改善を求められる点 ・養育や支援の開始、過程における内容の説明や同意については、さらに誰にでもわかるような資料作りなど、自己決定のための支援に取り組まれることが望ましい。 ・子どもの満足度の向上については、日々の関わりなど継続的に把握した結果を分析・検討する担当者の位置付けや検討会議の定期的な開催等の仕組み作りに期待したい。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 短い時間で、「恵明」の養育の本質を的確に見てくださり、ありがとうございます。改善が必要な点につきましては新たな仕組み・取り組みを考え、行いたいと思います。今後も子ども達のために精進してまいります。 |