【1】第三者評価機関名 | (社福)宮城県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2021030 第134号 SK2021031 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 71名 | |
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施設長氏名 | 鈴木 重良 | 所在地 | 宮城県 | |
URL | https://scikujiin.or.jp/pages/41/ | |||
開設年月日 | 1906年02月27日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 仙台キリスト教育児院 | |
職員数 | 常勤職員 | 53名 | 非常勤職員 | 11名 |
有資格職員 | 児童指導員 | 17名 | 保育士 | 39名 |
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社会福祉士 | 7名 | 公認心理師 | 1名 | |
管理栄養士 | 1名 | 看護師 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 10ホーム | (イ)設備等 | 地域小規模児童養護施設4か所 |
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(ウ) | 一時保護専用施設 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | 1 社会福祉法人仙台キリスト教育児院の設置、経営する社会福祉施設は定款にうたわれているキリスト教精神に基づき、社会福祉の向上にあたることを目標としています。 2 厳しい少子・高齢社会である21世紀を活力ある福祉社会とするために、地域の方々と共に、障害者を含め、児童から高齢者までの福祉コミュニティの構築を目指します。 3 その基本理念は、「み言葉」による。 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」(ローマの信徒への手紙12章15節) |
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【4】施設の特徴的な取組 | ◇小舎型の建物(家)では、各ホームに調理室や浴室等、家庭に近い生活機能を持つことで、生活習慣や生活技術、社会的モラルを身に着け、子どもの自立支援の充実を図っています。 ◇地域小規模施設では、地域との関わりを「御近所付き合い」と位置付け、町内会や子ども会活動に積極的に参加し、住民との信頼関係を構築して子どもが安心して生活できる拠点「家」として、ケア単位の小規模化、ケアの個別化を実践しています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2022年05月13日(契約日)~ 2023年03月15日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | <特に評価の高い点> ◇子どもに対する不適切なかかわりの防止と早期発見に努めています。 施設では、全職員に「被措置児童等虐待対応の手引き」を配布し、新任職員には子どもに対するかかわり方について研修を実施しています。また、職員全体で全国児童養護施設協議会が作成した「チェックリスト」をもとに、不適切なかかわりが起こりやすい状況や場面について体験談を共有しながら話し合いを行うなど、子どもに対する不適切なかかわりの防止と早期発見に取り組んでいます。 ◇生活のいとなみを通して、様々な生活技術が習得できるよう養育・支援しています。 職員は、子どもと共に日常生活をいとなむなかで、挨拶の仕方や電話の受け答え、職員同士の会話、感謝の気持ちを言葉で伝えるなど、自分たちの姿を見せることで子どもたちが基本的な生活習慣を習得できるよう取り組んでいます。また、携帯電話を所持できる高校生を中心に安全な使い方の習得への取組が行われています。 ◇家族との信頼関係づくりに取り組んでいます。 施設では、保護者と一緒に子どもを育てるという気持ちが大事であると考えています。そのため、施設で起きた事実を保護者に正直に伝えること、保護者の思いを聴くことを大切にして家族との信頼関係づくりに取り組んでいます。また、家庭支援専門相談員の役割を明確にし、アフター支援計画を作成して家族からの相談に応じる体制を確立しています。 <改善を求められる点> ◇職員一人ひとりの育成に向けた取組を望みます。 施設では、年度初めに職員一人ひとりが「取り組みたいこと」「受講したい研修」等を自由記載の形で書いて施設長に提出していますが、職員の育成に向けた取組として活用されていません。今後は、職員の養育・支援に対する意識の向上や働くことへのモチベーションを高めるために目標管理制度を取り入れて育成することを望みます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回の第三者評価においても丁寧に評価をしていただきました。高い評価を頂いた点については、より一層子ども一人一人に寄り添った支援に努めて参ります。 一方、改善が求められる点及び期待する点については、共に生活している子どもたちと向き合いながら、問題意識をもって改善に取り組んでいきたいと考えております。特に標準的な業務方法に関する諸々のマニュアルを作成することで、本施設における養育の質を高めていけるよう努めて参ります。 |