社会的養護施設第三者評価結果 検索

粉河むつみホーム

【1】第三者評価機関名 (社福)和歌山県社会福祉協議会
【2】種別 母子生活支援施設 定員 20世帯 60名
施設長氏名 橋口 順 所在地 和歌山県
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【3】実施調査日 2014年02月07日~2014年07月22日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
・季節の移り変わりを肌で感じることのできる自然環境の素晴らしい高台にあり、施設に一歩足を踏み入れれば清潔さが保たれ、職員自らの手作りの品々が目に入り、アットホームな雰囲気に満ち溢れている。
・職員室の一隅を解放し利用者が自由に出入り出来ると共に、社会的資源が十分に活用できるさまざまな情報が掲示している。  
・全職員が質の向上に意欲をもって自己評価に臨み、課題発掘に取組み、より効果的な課題改善策の発見や検証等を行うべく率先して第三者評価を受審している。
・母子生活支援施設として、さまざまな背景を理解しつつ、見守りと介入を使い分けつつ母子を受け止め、関わりを模索することに努力している。また、子どもについては、自立に必要な力を身に付けられるよう、学力向上のための勉強会等に取組んでいる。

◇改善が求められる点
・各計画を職員がよく理解することが計画達成のためには不可欠な要件である。職員には各計画を文書にして配布しているが、より理解し易いよう工夫するなど、周知に向け取り組みを期待する。
・客観的な基準に基づき、考課基準を職員に明確に示し、結果を職員にフィードバックするなど具体的な方策により客観性・公平性・透明性を確立し、定期的な人事考課が行われることを期待する。
・施設の有する専門的機能を地域に還元することは、施設の社会的認知度の向上や、活動の理解促進等にも繋がることから、把握した地域のニーズに基づき事業展開する等、より一層の社会的養護施設の役割発揮への取組みを期待する。
・母子安全の保障には、玄関センサーやオートロックを設置するなど、努力しているが、時代背景を踏まえて、防犯監視カメラ等の設置が望まれる。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 第三者評価受審は、施設として母子の支援に取り組む姿勢を見直す良い機会でした。
 利用者本位の支援を心掛けている中で施設が清潔でアットホームな雰囲気に満ち溢れているといった評価をいただいたことを嬉しく感じました。
 今後は、課題や改善点が明確になったので、その結果をふまえ計画的に改善していくよう職員一同取り組み、支援の向上を目指していきたいと思います。
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