【1】第三者評価機関名 | (社福)高知県社会福祉協議会 |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | SK18269 SK18270 S18082 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 伊藤 貞治(園長職務代理) | 所在地 | 高知県 | |
URL | http://kfj-zaidan.or.jp/school_aido.html | |||
開設年月日 | 1961年12月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人高知県福祉事業財団 | |
職員数 | 常勤職員 | 20名 | 非常勤職員 | 1名 |
有資格職員 | 保育士 | 9名 | 認定心理士 | 1名 |
---|---|---|---|---|
栄養士 | 1名 | 調理師 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 14室 | (イ)設備等 | 本館(2階建て)、職員住宅 |
---|---|---|---|---|
(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 【理念】 児童の最善の利益のために、関係機関や地域社会と連携を図りながら入所処遇の改善に日々取り組み、児童の心身の健やかな成長発達を促し、自立を支援していく。 【基本方針】 ・児童の権利擁護 ・児童の養育支援 ・心理的ケアが必要な児童への支援 ・家族支援の強化 ・事故防止と安全対策 ・家庭的養護の推進 ・関係機関連携と地域支援 ・職員の資質と施設運営の向上 |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | ・市要保護児童対策協議会への参加及び関係機関・団体(市福祉事務所、市教育委員会、幼稚園・小学校・中学校、市社会福祉協議会、民生児童委員等々)との連携 ・小・中学校教員、SC、SSWとの連携及び支援会の開催による児童の養育支援 ・職員会(月3~4回)や直接処遇職員会の開催、児童及びその処遇に関する情報共有や情報交換の徹底 |
|||
【5】第三者評価の受審状況 | 2018年07月09日(契約日)~ 2019年03月11日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成27年度 | |||
【6】総評 | <特に評価の高い点> ○自立後の生活を見据えて施設内において過度なルールは設けず、子どもの自主的な行動を職員が見守るという姿勢で接している。また、子どもと職員の距離が非常に近く、緩やかな担当制を敷いてはいるものの、子どもは職員の誰とでも気軽に相談できる環境にある。 ○施設全体で内外の研修に熱心に取り組んでおり、意欲的に養育・支援の質の向上に努めている。 ○風通しの良い職場にしようという風土があり、新人職員から先輩職員にも相談がしやすく、勤務ローテーションも突発的な時間外業務の発生に応じて休みや業務内容の調整を行うなど、負担がかかりすぎないよう配慮して融通をきかせるなど、働きやすい職場づくりに努めている。 <改善の求められる点> ○養育・支援の標準的な実施方法等、文書化が完結していないものが散見される。新人職員も増えているなか、安定的な養育・支援を実施するために、早急な整備が求められる。 ○長期計画(家庭的養護推進計画)に盛り込まれている小規模分散化の実現に向けては、今後具体的に計画立てて取り組んでいくことが求められる。小規模な大舎制である現状の良いところと小規模分散化への課題を把握・分析し、子どもにとって最善の利益となるよう検討されることが望まれる。 ○人材育成に向けては、目標管理制度の導入やキャリアパスシステムの構築について、法人全体で検討されることが望まれる。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 評価結果を全体で受け止め、改善に努めたいと思います。 計画的に養育の質の向上に努めるとともに、児童や家族の方々がこれまで以上に安心して施設利用ができるよう、施設職員一丸となって取り組んでいきます。 |