【1】第三者評価機関名 | (特非)NPOさつま |
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評価調査者研修修了番号 | SK18296 147-175 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 45名 | |
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施設長氏名 | 藤本 功庸 | 所在地 | 鹿児島県 | |
URL | http://vihara-sendai.com/ | |||
開設年月日 | 1974年01月28日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 藤照会 | |
職員数 | 常勤職員 | 19名 | 非常勤職員 | 0名 |
有資格職員 | 家庭支援専門相談員 | 1名 | 里親支援専門相談員 | 1名 |
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心理療法担当職員 | 1名 | |||
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 23室 | (イ)設備等 | ショートステイ室 |
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(ウ) | 自活訓練室 | (エ) | 親子訓練棟・表現療法棟 | |
【3】理念・基本方針 | ・児童憲章、児童福祉法及び子どもの権利条約の基に、子ども達の基本的人権を守り、その輝かしい未来に向かって夢や希望が持てるよう、「児童の幸福」を図ることを理念といたします。・定期的に第三者評価の自己評価実施改善を図ることで、児童処遇、職員処遇、施設運営、地域貢献に努める。・子ども達の意見要望に即した快適で、安全安心して生活できる環境や子ども一人ひとりが自由に意見表明できる環境を保持し、子ども達の内に秘めた悩みや心の傷を癒せるよう、個別的な関係性を重視し、社会的自立につながるべき細やかなケアを提供していく。 | |||
【4】施設の特徴的な取組 | ・少年消防クラブ:防災意識の向上と、地域での火災予防広報活動を行っている。 ・太鼓倶楽部:地域の行事に参加することで地域交流の一端を担っている。また人前に出て太鼓を叩くことで自信や自己肯定感の育成に繋がっている。 ・公文学習:一人一人の力に合わせた学習を行い、児童を褒める教材として位置付け、子どもを褒めることで学力アップと自尊心の向上に取り組んでいる。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2019年11月20日(契約日)~ 2020年05月13日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 *子どもファーストの考え方を礎に、「私たちが子どもの人権を守る」という使命感を持って、外部研修への参加や毎月の内部研修で職員への理念を周知しながら、副園長が現場の中心となり、子どものより良い成長に向けての養育・支援が行われています。また、職員・家族・退所児童についても良き相談員として頼りにされていることが確認できました。 ◇改善を求められる点 *改善を求められる点 *これからの児童養護施設に求められる役割や地域から求められる機能に対するという視点を持ちながら、「子どもファーストの支援」を展開していくという法人・施設の理念の実現に向けて、①ビジョンを明確にすること、②その実現のための課題を具体化すること、③課題解決に向けたロードマップを明確にすること、④その過程において施設長のリーダーシップが発揮されることを、期待されます。 *個々の子どもによって柔軟な対応は必要ですが、施設としての標準的な支援マニュアルが作成されることで、職員によって異なった支援を行うという事が軽減され、子どもの想いに沿った統一した支援が行えるため計画的な策定に期待します。 *自立支援計画については、子ども自身も自分はどのような支援が受けられるのかがわかり、職員も誰が見ても子どもの支援の方向性が見える具体的なものであることを望みます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | ・第三者評価を受けたことで、理念、基本方針の重要性を改めて感じた次第です。自立支援計画を日々の処遇に繋がるよう活用し、児童への支援方法の統一を図り、子ども達一人ひとりのニーズに合った支援となるよう、職員間の連携を十分なものにし、実践と研修を研鑽しスキルアップに努めたいと思います。・今後の施設が進むべき方向性の明確化と意思統一を図り、良好な職員集団の形成に努めたいと思います。 |