社会的養護施設第三者評価結果 検索

尼崎市尼崎学園

【1】第三者評価機関名 (特非)あいおらいと
評価調査者研修修了番号 SK2022028
福232
福246


【2】種別 児童養護施設 定員 45名
施設長氏名 大庭 英樹 所在地 兵庫県
URL https://www.amashaji.jp/academy/
開設年月日 1950年04月01日 経営法人・設置主体 社会福祉法人尼崎市社会福祉事業団
職員数 常勤職員 30名 非常勤職員 8名
有資格職員 保育士 7名 教員免許(幼稚園教諭含む) 9名
社会福祉士 3名 公認心理士・臨床心理士 3名
栄養士 1名 調理師 2名
施設設備の概要 (ア)居室数 7ユニット・学童ユニット完全個室 (イ)設備等
(ウ) (エ)
【3】理念・基本方針 <尼崎学園の理念>
(1)心身ともに健やかに育つこと。
(2)社会の一員としての責任を自主的に果たすことのできる子どもに育つこと
<基本方針>
一人ひとりが心情豊かなたくましい子どもにそだつよう以下のことを基本方針とする。
(1) 夢のある子ども
(2) 他人の思いやることのできる子ども
(3) 自立した生活のできる子ども
【4】施設の特徴的な取組  豊かな自然の中で、自分自身を見つめなおせるよう、安心、安全な養育環境を提供できるよう努力しています。ユニット制を敷いており、各ユニット6名×6(幼児9名×1)定員で、家庭的な養育を心掛けています。
できる範囲で、こども達とともに養育方針、ユニット内のルールを決めていけるよう配慮し、願わくば、すべての在園児童が「生まれてきて良かった」「自分は生きている価値がある」と思って生きていけるよう支援しています。
【5】第三者評価の受審状況 2022年07月01日(契約日)~ 2022年12月24日(評価結果確定日)
前回の受審時期 令和2年度
【6】総評  施設長は今年度就任し、養育支援の質の向上に取り組んでいます。現在、職場の情報共有や職員間のコミュニケーションの強化を目的に月2回の全職員会議を開催しています。また、職員と一体となった子どもへの養育支援を行うため理念の見直しなどを検討しています。令和4年度の重点的取り組みとしては、里親養育包括支援(フォスタリング)機能の充実や令和8年に開設予定である尼崎児童相談所一時保護所の支援を掲げています。また、里親家庭のレスパイトの拡充や子どもの一時預かりを行うため、子どもの育ち支援センター「いくしあ」と連携し、子どもファーストの視点に立った支援を検討しています。
今回の第三者評価の改善点として、子どもの権利について職員に周知するための定期的な研修の開催や子どもの食事については食育を含めた検討が必要です。また、子どもの暴力・不適応についての対応は、施設全体での話し合いに期待します。さらに、現在記録はユニット伝達ノート等を使用して個人記録へ転記していますが、今後、IT化を進めて記録の自動転記等を行うシステムの導入を行い、職員の負担軽減や子どものへの支援の質の向上につながる取り組みに期待します。
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント  日常生活に追われ、自分たちの施設の弱いところ、改善しなくてはならないところを見過ごしています。
正しく評価された点を分析し、施設としての改善点として取り組んでいける、良い機会を与えて頂きました。児童養護施設を非常に理解されていましたので、ひとつでも多く改善をして、こども達のより良い養育につなげていきたいと思います。
第三者評価結果はこちら