【1】第三者評価機関名 | (社福)和歌山県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15210 B25037 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 40名 | |
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施設長氏名 | 船井 芳孝 | 所在地 | 和歌山県 | |
URL | http://rokujigakuen.d.dooo.jp/ | |||
開設年月日 | 1949年12月28日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人六地学園 | |
職員数 | 常勤職員 | 22名 | 非常勤職員 | 1名 |
専門職員 | 社会福祉士 | 2名 | 保育士 | 9名 |
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児童指導員 | 7名 | 栄養士 | 1名 | |
調理師 | 3名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | (中舎棟)幼児2、男子5、女子5 (小舎棟)男子3、女子3 | (イ)設備等 | 事務室、厨房、医務室、リビング、講堂、図書館、洗濯室、衣服倉庫、宿直室 |
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(ウ) | 物置、和室、保育室、職員宿舎、プール | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | (運営理念) 「たすけ一条」の実践を通して「陽気ぐらし」の実現を標榜する天理教の教えに基づき、児童養護事業を通じて、家庭での養育が困難な児童が生きる基盤を獲得することを支援し、児童の権利擁護と社会福祉の増進を図り、以って「陽気ぐらし」の実現に資する。 (基本方針) 「人の子も我が子も同じ心をもておふし立ててよこの道の人」の天理教初代真柱様のお言葉に基づき、家庭での養育が困難な児童を当法人と施設の理念を理解した職員がともに生活する中で生きる喜びを感じ、たすけ合いを基盤とした温かい人間関係を深め、心身の安心を図り、社会の中でその徳分を活かし持てる力を十分発揮できるように支援・養育する。また、関係機関と連携しつつ、地域の福祉に寄与する。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 運営理念の「たすけ一条」の実践を通して「陽気ぐらし」の実践を標榜する天理教の教えを基盤に、家庭での養育が困難な児童につき、様々な背景を抱えながら自分の歩む道を模索し生きる喜びや自己肯定感のもてる自立支援を行っている。職員はコモンセンスペアレンティング(CSP)による研修を段階別に受けることで児童養護施設として支援の共通認識をもっており、それぞれがスキルアップを目指し、児童を受け入れ、寄り添い、認め、褒めることについて心を一つに取組んでいる。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2017年07月25日(契約日)~ 2018年02月21日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | (特に評価が高い点) 1.自然豊かな山あいの、のどかな地にある施設は、開所され60有余年と歴史は古く、開所時より初代真柱の「人の子も我が子も同じ心で養育する」という言葉に基づき、受け入れた児童への養育に深い愛を持って取組んでいる。 2.中舎棟、小舎棟に分かれ、掃除の行き届いた環境である。職員と児童は、担当別にそれぞれの個性を尊重しつつ、きめ細やかな関わりがされている。 (改善が求められる点) 1.経営状況や経営課題については、職員にも周知することで、共に解決、改善に向けた取組みが期待される。 2.事業計画等は計画達成のためにも、施設長のみではなく、関係職員の参画や意見集約、反映の仕組みの構築が望まれる。 3.自己評価や第三者評価の結果分析・検討等の組織的な見直し体制の構築が期待される。 4.施設として、質の高い養育・支援を目指すために必要な人材、人員体制に関する基本的な考え方や福祉人材の確保等の方針を明確にされることが望まれる。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 和歌山県社会福祉協議会様に第三者評価を依頼し、調査を実施して頂きました。当施設の理念や基本方針、また養育への取り組みを高く評価をして頂き、職員の励みや自信につながりありがとうございました。 しかし、まだまだ整備不足な点も多々ご指摘頂きましたので、今回の反省を活かし、より充実した施設を目指しこれからも職員一同、より手厚い子ども達の支援が出来ますよう精一杯努めて行きたいと思います。たくさんのアドバイスを頂き、今後に活かしていきたいと思います。誠にありがとうございました。 |