【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2021166 19-02 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 25名 | |
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施設長氏名 | 白井 五月 | 所在地 | 三重県 | |
URL | https://www.apatheia.jp/ | |||
開設年月日 | 2003年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人アパティア福祉会 | |
職員数 | 常勤職員 | 40名 | 非常勤職員 | 12名 |
有資格職員 | 保育士 | 18名 | 看護師 | 7名 |
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管理栄養士 | 1名 | 公認心理士 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 4室 | (イ)設備等 | 一時保護棟 |
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(ウ) | 医務室 | (エ) | 歯科室 | |
【3】理念・基本方針 | 【基本理念】すべての人を尊重し、共感をもって寄り添い、支えます。 【基本方針】 1.専門性をもって個々のニーズに対応出来る質の高いサービスの提供に努めます。 2.地域社会に貢献し信頼ある施設作りを目指します。 3.職員の能力を十分に発揮出来る環境の中で常に前進する組織作りに取り組みます。 4.笑顔で喜びを感じられる暖かい場所であり続けるよう努力します。 5.関連するあらゆる法規制やその他の要望事項を遵守し、ご利用者のニーズを把握するとともに、サービスに対する要望事項にこたえます。 6.基本方針の実現のため、組織全体や各部門において目標を設定し、この基本方針を組織全体に伝達して理解させ、引き続き適切であり続けるよう必要に応じてレビューします。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 医療・心理・保育の三本柱を確立し包括的な養育支援にあたる。 また、ケース及びユニット会議を中心に個に即した支援の共有化を図る。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2022年10月19日(契約日)~ 2023年03月07日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | 【特に優れている点】 ・全国乳児福祉協議会が定める「乳児院倫理綱領」を昼礼で毎日読み合わせを行い理解を深めています。また、外部講師を招いた人権研修を年2回実施しています。施設では子どもの「人権」や「育ち」を大切に思う気持ちについての「標語」を全職員に募集し、採用された31の標語を目に触れる場所2カ所に掲示することで、職員の共通意識を図る取り組みを行っています。 ・「ヒヤリハット」「事故報告書」を整備しています。各職員には月5件以上のヒヤリハット提出を目標と課し、月1回開催されるヒヤリハット会議にて発表し、重要な事例については議題として検討しています。その他にも「ヒヤリハットトレーニング」(年3回)と称して、生活の場の写真をもとに、新人からベテラン職員が一緒になって、危ない事例、危険の可能性、ポイントについて考える機会を設けています。 ・職員の退職の場合や、やむを得ない理由を除いては、入所から退所まで一貫した「担当養育制」を取っています。また、1対1の関わりの時間を大切にし、それぞれの子どもに対して関わりを持った時間や、その内容、様子について、記録システムに入力するとともに、保育の場でもすぐに分かるようにカレンダーにも記録し、個々の支援充実に取り組んでいます。 【改善が求められる点】 ・経営課題などをユニットリーダー・主任会議等で周知し、現場職員に対して昼礼等で伝えていますが、職員アンケートでは課題への理解と周知が十分とは言えません。今後は、若手職員に対しても経営課題について共通の理解が持てるように、周知への工夫を期待します。 ・施設では、小規模化に向けた15年計画を策定し、法人と連携して計画実現に向けて取り組んでいます。今後は、子どもの人数や建設コスト、職員の人件費等を考慮した収支計画を策定することで、実現に向けた可能性を高める取り組みが望まれます。 ・保護者に対しては、施設の玄関に「閲覧用事業計画書」を配備したり、ホームページにて行事や施設のイベント、事業などを紹介していますが、更に分かりやすく伝える工夫が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 施設運営に必要な事項について「明文化」されていないことが多いので、目に留まり常に認識できる環境設定の重要性に気付かされた。また、社会的養護推進計画にのっとり、施設設備に関する資金計画を策定していきたい。 |