社会的養護施設第三者評価結果 検索

つつじが丘学舎

【1】第三者評価機関名 (社福)和歌山県社会福祉協議会
【2】種別 児童養護施設 定員 45名
施設長氏名 前田 哲也 所在地 和歌山県
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【3】実施調査日 2012年12月11日~2013年03月01日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
様々な事情で親と暮らせない子ども達を四つの家で家庭的に養育しており、癒やしの場であり、また社会的な成長の場であるよう、職員は子どもに寄り添い養護に努めている。建物・施設は新しく整美されており、子ども達の健康状態に配慮し、基本となる食事もおいしく楽しみながら食べられるよう工夫がなされている。発達段階に応じ子ども達が健康(清潔の保持、病気、事故など)についての自己管理が出来るよう職員は様々な支援を行っている。
事故防止、衛生管理、災害対策について、子どもたちの安全確保のため、施設各処において様々な取り組みと努力が実施されている。施設長はじめ職員は多業務の運営実施に際して、職務を分掌し、責任と使命を持って子どもたちの養育と支援に携わっており、研修などへの参加、実習生の受け入れなども積極的に行っている。

◇改善が求められる点
次の事項の実施を期待したい。
1.自立支援計画の前提となるアセスメントの実施と、自立支援計画の定期的な見直し   
2.被措置児童等虐待対応について職員への徹底と、被措置児童等虐待の届出・通告制度の対応マニュアルの作成
3.人事管理の基本的姿勢の提示や、職員の教育研修計画の策定         
4.ボランティアや実習生受け入れのためのマニュアルなどの明文化
5.施設運営等の問題を組織全体の課題として捉え、定期的に見直しを行う体制の構築
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
日常業務では、職員自身の『気持ち』の部分が大きく作用し、答えや評価が見えない中、自問自答の毎日である。今回、評価の助言を頂き、基本的なマニュアル作成とその活用の必要性を再認識できた。この土台作りに取り組み『気持ち』だけに左右されない養育環境やチームワークを構築するよう職員全体で努力していきたい。
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